2016年 12月 08日
学資保険に入ってはいけない! |
こんにちは(^^)
天気予報に雪マークが見えてようやくタイヤを交換する気になりました、住まいのお金のスペシャリスト・ファイナンシャルプランナーの小川です。
すっかり寒くなりましたね~。
気が付いたらもう12月・・・
タイヤ交換に年賀状作りに、やらなきゃいけないことが貯まってきましたね(^^;)
さて、最近のご相談事例をちょっとご紹介します。
『大学進学で必要なお金は1000万円』
といわれ、教育資金は人生の三大資金と言われるくらいとても資金です。
なので、計画的に準備しておくことは大変重要です。
学資保険は預金金利が超低金利な状態でもお子さんが進学する際に掛け金の累計よりほんのちょっと増えてきて、その間にもしお父さんお母さんが亡くなっても進学資金が確保されるという、貯蓄と保障がセットになった商品です。
現状の金利の情勢では当然普通に貯蓄するよりはお得ですね。
でも、先日マイホームを購入されるお客様からご相談いただいたケースでは「学資保険に入るのはやめてください」とアドバイスする事例がありました。
どうして学資保険に入るのをやめた方が良いのでしょうか?
その理由は、4年後に新車の購入を予定されているためです。
学資保険に毎月4万円支払う予定でしたが、同時に住宅ローンの支払いが始まりますと新車の購入資金を準備できなくなってしまうんですね。
5年後に家計の貯蓄残高が300万円マイナスしてしまうシミュレーションになります。
家計がマイナスするときに取る方法は、ローンを組んで購入してもらうか、預貯金以外の金融資産を取り崩すなどの方法があります。
ローンを組めば当然利息が発生しますので負担が増えますし、学資保険を解約すれば払った保険料に対して減ってしまいますので損をしてしまいます。
しかし、学資保険をやめて全額貯蓄していただき、その他無駄に支払っている保険料を見直すことでローン無しでも車を購入でき、手元に預貯金を残せるシミュレーションにできるんですね。
毎月4万円 × 12か月 × 5年間 = 240万円
定期積み金や財形で貯蓄していれば5年後には240万円もお金を貯めることができます。
加えて現在契約されているその他の保険の解約返戻金で100万円を受け取り、毎月1万円支出を減らすことで60万円貯蓄することができますので貯蓄を残しながらローンを組まずに車を買えるというシミュレーションになるわけです。
その後は比較的家計の収支に余裕が持てますので老後の貯蓄と進学資金の貯蓄を始められるようになります。
お金の優先順位を考える
お子さんの進学資金の準備を始めるのも大事ですし、老後の資金作りも大事なのですが、今何のためのお金を優先的に準備しなければならないかを考えないと借りなくてもいいお金を借りて無駄に利息を払ったり、学資保険や個人年金などを途中で解約することになり結局に手元に残るお金を減らしてしまい損をしてしまいます。
なので、いつ、いくらの資金を準備すべきなのかをはっきりさせ、何のお金を優先的に準備すべきなのかを考えるためにも、今後の人生設計を考え、自分の家計のシミュレーションをしておくことって非常に大事なんですね。
それをしないまま金融商品で貯蓄を始めても解約したら大損してしまうようなタイミングで解約しなければならない状況になったり、借金に頼って無駄な利息を払わなければならずいつまでもお金が溜まらない不安定な家計になってしまいます。
今回例に出したご家庭も比較的収入が高く安定しているご家庭ですので、ちゃんと計画を立てれば貯蓄にも余裕を持って3000万円のローンを組んでもほぼ確実に返済していけるであろうと見込まれるのですが、何もしなければ2500万円のローンを組んでもカツカツで貯蓄もほとんどできないシミュレーションになってしまっていました。
貯蓄に余裕が持ててお金の悩みが少ない人生と、貯蓄がほとんどなくお金に振り回される人生、この分かれ目は人生の資金計画ができるかどうかにあるといっても過言ではありませんね。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「賃貸と持ち家、我が家はどっちにすべき?!」
「自分はいくらの家なら買っても良いのか」
「購入の資金計画をどう考えれば良いのか」
「家づくりで後悔しないためにどうすれば良いのか」
「これを知らずしてマイホームを買ってはいけない!」というくらい大切なお金の知識を個別でお伝えしております。
初回相談無料!
※2回目以降を希望される方には、購入予算診断サービス、住宅購入総合コンサルティングサービスを有料でご提供しております。
お申込みは下記連絡先に↓
「住宅購入相談希望」とお伝えください。
相談者様の家計の天秤となり、家計の状態を「計り」、収入と支出と「均衡」を保つマネープランを提供することで相談者様がお金に困らず「幸せな人生を生きる」ためのサポートする存在という意味をもちます
天気予報に雪マークが見えてようやくタイヤを交換する気になりました、住まいのお金のスペシャリスト・ファイナンシャルプランナーの小川です。
すっかり寒くなりましたね~。
気が付いたらもう12月・・・
タイヤ交換に年賀状作りに、やらなきゃいけないことが貯まってきましたね(^^;)
さて、最近のご相談事例をちょっとご紹介します。
『大学進学で必要なお金は1000万円』
といわれ、教育資金は人生の三大資金と言われるくらいとても資金です。
なので、計画的に準備しておくことは大変重要です。
学資保険は預金金利が超低金利な状態でもお子さんが進学する際に掛け金の累計よりほんのちょっと増えてきて、その間にもしお父さんお母さんが亡くなっても進学資金が確保されるという、貯蓄と保障がセットになった商品です。
現状の金利の情勢では当然普通に貯蓄するよりはお得ですね。
でも、先日マイホームを購入されるお客様からご相談いただいたケースでは「学資保険に入るのはやめてください」とアドバイスする事例がありました。
どうして学資保険に入るのをやめた方が良いのでしょうか?
その理由は、4年後に新車の購入を予定されているためです。
学資保険に毎月4万円支払う予定でしたが、同時に住宅ローンの支払いが始まりますと新車の購入資金を準備できなくなってしまうんですね。
5年後に家計の貯蓄残高が300万円マイナスしてしまうシミュレーションになります。
家計がマイナスするときに取る方法は、ローンを組んで購入してもらうか、預貯金以外の金融資産を取り崩すなどの方法があります。
ローンを組めば当然利息が発生しますので負担が増えますし、学資保険を解約すれば払った保険料に対して減ってしまいますので損をしてしまいます。
しかし、学資保険をやめて全額貯蓄していただき、その他無駄に支払っている保険料を見直すことでローン無しでも車を購入でき、手元に預貯金を残せるシミュレーションにできるんですね。
毎月4万円 × 12か月 × 5年間 = 240万円
定期積み金や財形で貯蓄していれば5年後には240万円もお金を貯めることができます。
加えて現在契約されているその他の保険の解約返戻金で100万円を受け取り、毎月1万円支出を減らすことで60万円貯蓄することができますので貯蓄を残しながらローンを組まずに車を買えるというシミュレーションになるわけです。
その後は比較的家計の収支に余裕が持てますので老後の貯蓄と進学資金の貯蓄を始められるようになります。
お金の優先順位を考える
お子さんの進学資金の準備を始めるのも大事ですし、老後の資金作りも大事なのですが、今何のためのお金を優先的に準備しなければならないかを考えないと借りなくてもいいお金を借りて無駄に利息を払ったり、学資保険や個人年金などを途中で解約することになり結局に手元に残るお金を減らしてしまい損をしてしまいます。
なので、いつ、いくらの資金を準備すべきなのかをはっきりさせ、何のお金を優先的に準備すべきなのかを考えるためにも、今後の人生設計を考え、自分の家計のシミュレーションをしておくことって非常に大事なんですね。
それをしないまま金融商品で貯蓄を始めても解約したら大損してしまうようなタイミングで解約しなければならない状況になったり、借金に頼って無駄な利息を払わなければならずいつまでもお金が溜まらない不安定な家計になってしまいます。
今回例に出したご家庭も比較的収入が高く安定しているご家庭ですので、ちゃんと計画を立てれば貯蓄にも余裕を持って3000万円のローンを組んでもほぼ確実に返済していけるであろうと見込まれるのですが、何もしなければ2500万円のローンを組んでもカツカツで貯蓄もほとんどできないシミュレーションになってしまっていました。
貯蓄に余裕が持ててお金の悩みが少ない人生と、貯蓄がほとんどなくお金に振り回される人生、この分かれ目は人生の資金計画ができるかどうかにあるといっても過言ではありませんね。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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「賃貸と持ち家、我が家はどっちにすべき?!」
「自分はいくらの家なら買っても良いのか」
「購入の資金計画をどう考えれば良いのか」
「家づくりで後悔しないためにどうすれば良いのか」
「これを知らずしてマイホームを買ってはいけない!」というくらい大切なお金の知識を個別でお伝えしております。
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※2回目以降を希望される方には、購入予算診断サービス、住宅購入総合コンサルティングサービスを有料でご提供しております。
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住まいのお金のスペシャリスト LIVRA(ライブラ)
ファイナンシャルプランナー 小川洋平
「LIVRA」は「LIBRA=天秤座」と「LIVE=生きる」を掛け合わせた言葉です。
相談者様の家計の天秤となり、家計の状態を「計り」、収入と支出と「均衡」を保つマネープランを提供することで相談者様がお金に困らず「幸せな人生を生きる」ためのサポートする存在という意味をもちます
by fpyo
| 2016-12-08 12:03
| マネー